6種類のラベンダー精油について

Our 6 Types of Lavender Essential Oil

当協会の公式ショップサイトで取り扱いの精油メーカー、アーティザンでは6種類のラベンダー精油を扱っています。すべて学名はラウァンドゥラ・アングスティフォリア(Lavandula angustifolia)ですが、香りは微妙に異なっており、生育した場所によって、それぞれの作用も若干異なっています。

 

 

■有機ラベンダー・プロバンス精油(最高品質、最高級品)

フランスの美しいプロバンス地方で有機栽培されたラベンダー・プロバンス精油は最高品質のラベンダー精油です。非常に高いエステル成分が含まれており、価格にふさわしい素晴らしい花の芳香を持っています。

参考:有機ラベンダー・プロバンス精油

 

 

■ハイアルパイン・ラベンダー精油(高級品、価値ある選択)

ハイアルパイン・ラベンダーは、その名前が示すように、南フランスのアルプスの高地で育ちます。ハイアルパイン・ラベンダーの品質はアーティザンで扱っている有機ラベンダー・プロバンスと非常によく似ていて、高いエステル成分が含まれており、非常に柔らかな芳香を持っています。ハイアルパインと有機プロバンス、どちらの精油もアロマセラピー愛好家に好まれています。

参考:ハイアルパイン・ラベンダー精油

 

■野生フランス産ラベンダー精油(比類なき神の精油、天上の香り)

フランスの田園地帯で収穫される野生のラベンダーでその年によって香りが多少異なります。ブルガリア産のラベンダー精油に見られるカンファー調はほとんどなく、タルトのように甘いフローラルの香りを特長とします。このラベンダー精油ほどピュアで美しい「神の精油」と表現したくなるラベンダー精油はありません。

参考:野生フランス産ラベンダー精油

 

■ラベンダー・ポピュレーション精油(種子から育てた希少な精油)

ラベンダー・ポピュレーションは、高地で種子から育てたラベンダーから蒸留された希少な精油です。(※ラベンダーは通常苗から育てます)香りは軽やかで、ラベンダーらしく清潔でフレッシュな香りです。ハイアルパインラベンダーやラベンダー・プロバンス精油に比べるとエステル成分は若干低いものの、十分過ぎるほどに良い品質です。

参考:ラベンダーポピュレーション精油

 

 

■ラベンダー・40/42精油(フランス産、アメリカ産のブレンド精油、最も経済的)

ラベンダー・40/42精油は、精油中に含まれるエステル成分を40~42%にするために、いくつかの異なるラベンダー植物から抽出されたラベンダー精油によるブレンドです。アロマセラピストの中には、このような精油をブレンドする方法を好まない人たちもいますが、アーティザンの精油ブレンドの品質は非常に良く、ソーパー(石鹸を作る人たち)やパフューマーたちには、よく使用されています。

※ラベンダー40/42精油はピュアナチュラルのラベンダー精油の混合ブレンドであり、偽和(ぎわ)されたものではありません。

参考:ラベンダー・40/ 42精油

 

 

■ブルガリア産ラベンダー精油(シャープな芳香、アーティザン蒸留)

アーティザンのブルガリア産ラベンダーは他メーカーの同精油と比べて本当に例外的な品質です。この精油はヤロウやローズの精油を提供するブルガリアの小さな栽培者/蒸留所によって抽出されています。カンファー成分の量が若干高いため、風邪やインフルエンザの時に、好んで使う人たちもいます。

参考:ブルガリア産ラベンダー精油

 

■ラベンダー精油・6本セット

アーティザンのラウァンドゥラ・アングスティフォリア(Lavandula angustifolia)精油の6種類すべてを比較してみたいと思われるのならば「ラベンダー・6本セット」をお試しください。

参考:ラベンダー精油6本セット

 

 

記事監修:アレクサンドラ・ミルズ(2017年5月12日)

※アーティザンの広報担当による記事です。

翻訳監修:堀弘明・堀浩子

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